2019-12-07 くろぜ 石 火山灰の混じった均質な砂岩は、柔らかく粘り強いため加工しやすく、ひき臼や石臼、鳳来寺の賛同や東照宮の石段、石灯籠、石仏や石像の石材として幅広く使われ、地元の人々の生活に密着していました。鳳来寺山の東照宮には特に質の良い部分で作られた立派な石灯籠があります。地域で広く使われてきましたが、風化に弱く壊れやすいため、近年では花崗岩などが用いられるようになり、今では採掘されておらず、ほとんど使われていません。(鳳来寺山資料より)