ivataxiの日記

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営業会議 カラス

夕方のカラス 営業会議?
自然観察といっても、見ているわけではない。夕方近くに、ゴロンと横になる。目だけ閉じ、意識は起きたまま。色んな音が空中を舞い、二階の部屋にやってくる。二階だと、低い音はカットされている。お隣が車を出し、塾のお迎えに・・そして帰って来る、その車の排気音と親子の話し声。もう一方のお隣には大型犬が・・・暑いからか「ハァハァ」いってる。配達のカブの通る軽い排気音。梅雨の晴れ間・・暑さは夏に近い。やがて夕暮れがやってくるからなのか、カラスがすぐ横の電線に集まる。通り一遍の「カァ~」だけではなく、「カァ・クゥァ~・カー・・」などと、会話とも取れる鳴き声なのだ。「営業マンたちの営業報告的鳴き声」とでもいえばいいのだろうか?カラスたちは一日の目標を持ち、それぞれに明日に向かって、一日の成果を建設的に役立てようというのか?それとも、グチっているだけなのだろうか?カラスたちの一張羅のブラックスーツの、きついネクタイに指を入れ、適度に緩める仕草が閉じた瞼の中に見えるようだ。