ivataxiの日記

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一本下駄

比叡山には昔阿闍梨たちが修行で一本下駄を履いて山を走っていたという。片手に杖を突き鈴を鳴らし口はお経を暗唱し頭は真っ白で煩悩を持たず走り続けるという。「ぼくには阿闍梨は無理だ」と小学校位で悟った。・・で、普通の大人になったが、普通の大人にしては少し可笑しい気もするが・・何か?いや、話題は一本下駄の方なのだ。凸凹の山道なので長い一本歯の下駄が走りやすいのかと思った。でも「少しでも虫などを殺さないよう殺生しないことを気遣って下駄の歯を減らした」という話も聞いた。