海に近い小道に紅葉の葉が落ちているのかと思った。赤い小さい物がサワサワと揺れて動いていた。小さなカニだった。湖が近いからなのか水辺に近い小道には時折見る光景だ。今では道の横に側溝はフタをされているから見えないけれど、カニの移動空間になっているのだろう？この湖は海水と川の水が混じる所なので、カニは川から来たのか海から来たのか、本人に確認を取らないとわからない。食べる程の大きさではなく、紅葉を見て楽しむようなそんなカニが道を横切る風景なのだ。ちなみにドウマンガニというカニを食べに来る人もいるようだが、そんなカニもいるのだろうか？
