ivataxiの日記

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昼寝 幽体離脱

10年程前に大病から生還した。当時、肉体から魂が離れるという体験があった。病院の同じフロアでも一週間に数人亡くなる現実があった。手術がたまたま成功し、自分なりのリハビリから段々健康が増して、普段の生活には支障がない今では、もう忘れていたことだ。だが、時折、昼寝などで目覚ましをかけていて、それより少し早く起きて目覚ましを止めるということが多いことに気付く。肉体は横になって目を閉じているのに、柱時計の時間を見て確認している映像(夢?)を見る。夢のはずが、現在のその部屋を正確に見ている。昨日「やけにゆっくり起き上がってしまった」と思った。上半身だけ肉体から魂が剥がれているのがわかって怖くなり目覚めた。