大祭のもち

おはぎ・ぼたもち・大祭のもち　ベンツのマーク

昨日、ナニゲニ「おはぎ」「ぼたもち」が、半分に切って食卓に置いてあるのえお見つけ瞬時に胃袋に収めた。「何でここにおはぎとぼたもちがあるのか？」なんて考えなかった。だっておなかがすいているのだから。空気が和む温かい日が日増しに増えて、カレンダーを見ない花々がそこここに咲き始めた。目は楽しいが鼻はムズムズ花粉症全開の気も狂わんばかりの「木の芽時」でもある。善悪相半ばである。ハギとボタンにちなんだオハギ・ボタモチだから季節が混交して由来は無視の消費増進広告に踊るｽｰﾊﾟｰ消費常時ﾁﾗｼ持参の庶民の我が家。世間ではこの一時期を「お彼岸」と称しているのである。神社でお祭りがあり「まだｿﾒｲﾖｼﾉは芽吹かない」と、あわれ花びら流れな世相を横目に、プレミアムﾃﾞｱｯﾀﾊｽﾞのオハギボタモチの方に心も目も奪われる半ば獣ののような胃袋のﾜﾀｸｼであった。神道（個人的には浄土真宗ですが）の行事で稲荷寿司とお餅をもらう。昨年は家族4つの割ったお餅も、今年は3つに割ることになった。さながらベンツのマークを思い起こさせるのである。