ivataxiの日記

絵 文章 映画

時計部品移植

大型量販店で最も安い時計は980円だが、女性用でベルトが細く、本体も小さい。男性用で次に安い物は1500円ほどだった。最近、どこかにひっかっかって、ベルトが切れた。ベルトは皮に見えてもビニールなどでできた模造品だ。本のとじ紐で首からペンダントみたいに下げていたが、人前では見れない。明治の頃の懐中時計みたいにポケットに忍ばせることもできる。デトックスで数十年前の「デジタル式時計」が出てきた。スヌーピーの絵がついていて、ビニールのベルトだ。本体は捨てて、ベルトだけ移植した。本体とベルトを繋ぐ細い金属の部品の交換が汗まみれなのだ。人体の臓器移植の方が世間では穏便に認められつつあるが。