ivataxiの日記

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パンプス てん足 シャネル

パンプス てん足 シャネル

パンプス容認のお国柄。中国では、昔「てん足」というのがあった。「女の子は足が小さい方がいい」という価値観。でも「足が小さいと、走って逃げられないから」という真意。女は家の仕事をするので、逃げられては困るからだとか。小さい頃から足を小さくするように、小さい靴を履かせたそうだ。シンデレラ症候群の中国版「楊貴妃症候群」。ビジネスの現場で、パンプスでサッソウと働く女性を美しいとも思える。ぼく自身、古い価値観に育った。
シャネルは「20世紀初頭の女性は、コルセットで胴体をギュウギュウと締め付けた、ポンパドールルックが当然」というファッションに疑問を持っていた。ジャージー諸島の漁師が着ている服装が動きやすいことを見て、同じ素材「ジャージ」で、女性のファッションを展開。今まで、動きにくい服装で自らを縛っていた女性たちの多くが、目からウロコでシャネルファッションを受け入れたという。日本は心のポンパドールな国なのかも?