ivataxiの日記

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ナマケモノ

ナマケモノ

「このナマケモノめ」といわれると、なぜかムカっとします。でも、そういえばナマケモノかも?ともつい納得。動物の「ナマケモノ」に、どこかシンパシー。
「ミツユビナマケモノ」と「フタツユビナマケモノ」は、指の数と、シッポの有無と、頚椎の骨の数などが違うようです。フタツユビは泳げないけど、ミツユビは泳げるみたいです。
一日に、ハッパやコケなどを「8グラム」ほどしか食べない省エネタイプ。コアラでさえ500グラムは食べるそうですから。
コアラは恒温動物でナマケモノは変温動物。似た哺乳類ですが、少し違う。
最初に発見された時には「木の上でずっと動かないのに、何を食べているのだろう?」という、疑問から「かすみを食べている」という仙人説も。どうやら、体に生えたコケなども食べるようですから、万一、草などの食べ物がなくても少しは腹の足しにはなるようです。
排便・排尿のため、一週間に一度位は、木から降りて地上に降りるようなのです。一日8グラムしか食べないし、ほとんど動かないからそれでもいいのかも?「枝に生えたコブ」のように見える外観で、体にはコケまで生えているから、ヒョウなどには見逃されがち。でも、上空から襲うワシの餌食に。ワシの食料の50%はナマケモノだとか。天敵は存在するのでした。
人間の「なまけもの」は「浮気者」の似たイキモノ。「なまけもの」はどちらかというと「ケモノ」で、「浮気者」はどちらかというと「イ・キモノ」に近いのかな?どちらも心の問題で、外観からは判断できません。
ナマケモノが住んでいるのはジャングルなので、雨季などに洪水になると、自分の住みかの木に水が迫ることもあるようで、最低限「泳ぐこと」だけはできるようですが、フタツユビナマケモノは水没してしまいます。
コンピューターの前に座って、一日中同じ姿勢の人間も、どこか「ナマケモノ」のようでもありますが。人のことはいえない。(ウイキ調べ)