ivataxiの日記

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カラーボックス

学生時代、カラーボックスがわずかな家具だった。あと、 ファンシーケースという組立て式の洋服を入れるビニール製で背の高いのもあった。一人暮らしでカラーボックスも数はいらなかったのだが、高価な印象が残 り、曲がっていても使い続けている。今日整頓のために近くにオープンした量販店・物見遊山を兼ね買いに行く。消費税込みで1000円でお釣りが来た。 1000円で何が買えるかというと、少年ジャンプが4冊。できあがりはほぼ昔ながらである。だが、梱包の木の部品の間に緩衝材として挟まれた紙の質が、日 本ではない気がする。ダンボールで確認するとタイ製のようだ。中にある取説の印刷の文字は日本語だが。ネジを包むビニールが、木の粉で汚れていて、その制 作現場の空気の汚れが伝わって来るようだ。安いのは良いが、日本の木工工場は閉鎖し、海外に出て行く。(繊維はもっと早かった)地場産業である自動車関連 も海外へ出てゆくのだろう。日本はドーナツの穴になる。わかっていても日本語しかできない、たぶん日本に住み続けるのだろうね?いや、単にカラーボックス を買って組み立てたという話なのですが。