ivataxiの日記

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何に命を使うか?

会社員の女性が、線路に入った老人の身代わりになって亡くなった。幸い老人は怪我があるものの命は落とさなかった。女性には父親が車に同乗して残された。警報機を鳴らしたが、女性のように線路に立ち入ることができない男性もいた。良く、溺れている人を助けて自分は力尽きたということも聞く。最近ではマネをして、冷凍庫やコンビニなどでふざけた写真をネットに上げる若者が増えた。線路に降りている写真もあるようだ。この女性をマネしろということはないのだが、両者はすごく違う気がする。生まれて来て、自分の命を何に使ったか?ということが違うように思う。この女性は、この事故・事件?ではなくても、長く人生を生きたとしても基本的に「人のために命を使いたい」と思って生きたと思う。何も事件に遭遇しなかったにしても、そういう生き方をする人なのだと思う。多分、ふざけてお店の迷惑になっても目立ちたいだけでネットのマネの写真投稿をするようなことには命を使わないように思えるのだ。「何に命を使うか?」は「使命」という一言と近いのだと思うのだが。