ivataxiの日記

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精米機 トリ

精米機の順番待ちでしばらく外で待った。風が吹いて、機械の横の安っぽいドアが開いてしまう。中は、精米の副産物である「ヌカ」の粉が、少しづつ小山に積もる様子で、きな粉みたいな色の粉っぽい小部屋で、面白くないのでドアはすぐ閉めた。大型スーパーの駐車場の一番端にあるコイン精米機の横には、駐車場出口に植わった低い植え込みがある。何故かそこに雀などの小さい鳥(小鳥ともいう)が、飛来する。駐車場の精米機近辺を当てずっぽうにクチバシでツツキながら頭を前後に揺らして歩く小鳥たち。今回、10kgからほんの少し出ただけで余分に100円支出するのがイヤだという人たちがいたとして、その人達の中の数人がお米を持って帰らずに、その辺りに巻いて帰るという習慣があった場合、この小鳥たちの行動はうねずける。ぼくはそうではないが、結構お米をまいて小鳥を餌付けする人々というのも存在するのだろうか?