ivataxiの日記

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選民

アニメ「エヴァンゲリヲン」の「人類補完計画」は「アダムとイブ」みたいな構想だと思う。映画「ノウイング」も、色々現在の地球の予言を解いて行って、最後は宇宙人に頼った「人類補完計画」「空中携挙」という展開。大好きで何度も見た「2012年」も「ノアの方舟」的な展開。どの道、大衆は忘れ去られた選民思想が根底にある。そこに製作者側は意識があるかどうかはわからないが。火星に移住する計画とか、月の裏側の都市や宇宙ステーションでの生活など、汚れ始めて住みにくい地球を捨て、人類補完計画を進める選民たちはいるようだ。ピラミッドのテッペンの数パーセントの人しか子孫を残せないという事情が現実味を帯びる。大気汚染・温暖化・放射能宇宙線が降り注ぐ・オゾン層の破壊・地震地殻変動などなど表層的にニュースなどでもわかる問題も多い。各地の内紛・テロ・地域戦争は驚かない話題となった。「ファティマ第三の予言」は二つまでが世界大戦を含む内容だったから、世界大戦にからむ内容だとすれば、地上に留まることはできなくなるだろう。どの道、地球を出る宇宙船に乗るチケットはてにはいりそうもない。今をせいぜい楽しむことにしようか?