ivataxiの日記

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ビデオ整理

2008年に臨死体験をして「Xファイル」のセルビデオが本屋さんでたくさん出ていたので大人買いした。当時、レンタルもビデオからDVDに変わりつつあった頃だったのだろうと後で知った。現在はレンタルもブルーレイコーナーが増えつつあり、逆にCDコーナーが消滅しつつあるかも?ともかく2008年当時まで、多くのセルビデオ(中古買い取りレンタル終了ビデオ)が山積みされた。本棚の奥・ダンボールの中などのそれらの一度も見なかったセルビデオの山を一旦開けてみた。「パンドラの箱」みたいに魑魅魍魎が一斉に飛び出して・・は来なかったが。当時は価値あると思えた物が、意外に興味を失ってしまっていたり、逆に当時は無価値に思えた物が今では新たな価値を見いだせたりということは多少ある。何しろ、レンタルの棚割りは同じなのに、新作やブルーレイがコーナーが増えているから、旧作や過去のブルーレイでないDVDは知らない間に抹消されていたりするのだ。時折、見たくて探すとないことが発覚する。そんな、過去の遺跡発掘に近いビデオをいくつも発見できた。ただ、操作が過去のビデオなので、巻き戻しや早回しが遅くてまどろっこしい。考えたらこの7年間で、DVD鑑賞の速度も早くなり、テレビも地デジ化で録画は早回しでも見れる。触りだけならネットの動画でも見れたりもする。「知ってるつもり」の大量知識がすべてを知ったつもりの現在の怖さでもある。ituneのラジオ番組でも「90年台」「80年台」「70年台」「オールデイズ」などと、一瞬で過去にトラベルできる。「ベストヒット40」は、現在のヒットだが、音を頼りに時間が遡るのは不思議。そうそう、映画も記憶を過去に巡らせる不思議な力を秘めている。まだ、それほど全部を見るだけの時間はなののだが、いつかは全部見てまた最初に戻れる時が来るかも?機械(動くビデオデッキは二台ある)か自身の肉体がそれまで持つかどうかが不安ではあるが。