ivataxiの日記

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徳大寺有恒氏

間違いだらけのクルマ選び」の著者、徳大寺有恒氏が亡くなった。まったく自動車には興味がなかったが、静岡での就職で免許が必要になった。大阪で生まれ関東ばかりだったから公共機関と徒歩で何とかしていた。いざ免許が手に入るという段階でようやく「どんなクルマが自分は好きなんだろう?」という価値観がないことに思い当たった。外車のカタログを見て「ワーゲン・ミニなどの小さいクルマが可愛い」とは思ったが、値段を見て高すぎることはすぐにわかった。徳大寺有恒氏の「間違いだらけのクルマ選び」も見た。その中で「ヘッドライトは丸いのが良い」というのが、今持って価値観の刷り込みの1つだ。当時は、形状が簡単な丸が良いということだった。現在、LEDの小さい点を並べる形状から、線的なデザインも容易になった。過去の価値観からすると「前なのか後ろなのか分からないライト」にようにも見える。だが、とても明るいのは良い。明るすぎて目が痛いのが困る程だ。そうそう、そんなクルマの初歩的価値観の著者が亡くなった。