ivataxiの日記

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山中 伸弥さん

朝の小山薫堂さんのラジオ番組にゲスト京都大学 iPS細胞研究所
所長 山中 伸弥さんが出演されていた。IPS細胞でノーベル賞を受賞された男性だ。神戸大学で大学院まで行ったのは、必ずしも医師として腕が良くはなかったという一面があったとか。「どうすれば亡くなる人を救えるか?」という悩みから大学院に進学したそうだが、大学の派閥の壁が日本にはあり、そこから先に進むためにもアメリカでの研究者としての頭脳流出の道を進んだそうだ。「動脈硬化」の研究が、途中から「ガン細胞」との関連に気付き、テーマを大きく変えた。日本ならきっとそこで終わったかも知れないが、アメリカの研究所ではそれを認めて研究を続けさせてくれた。アメリカへ行ったことが間違いではなかったということだろう。あとは、多くの人がテレビで見たようなノーベル賞の受賞者としての彼。現在は研究所の所長として研究者へのサポートや資金などについて考える方向に頭脳の主軸が移っているようだ。最初に「今朝もフルマラソンの練習で10km走ってから来た」という山中教授に、薫堂さんは「研究にも力を入れてくださいよ」と、軽くクギを刺していた。