ivataxiの日記

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阪神大震災バス運転手

テレビ。阪神大震災で崩壊した高架道路で、ギリギリ止まり少し前が乗り出したままのバスが一台あった。当時、そのバスを運転していた方は、現在、学校でバスの運転手をされている。野球部は常に送迎しているメンバーだが、今回は聴講者として当時の体験を聞く。急ブレーキでギリギリ止まったが、同乗のスタッフが、出入口を開こうとした。「開けるな」と、制止して「こういう時は、慎重に落ち着いて行動しないといけないんだ」と、いったそうだ。公聴会のあと、部員から質疑があった。「こんなことがあっても、バスの運転手を辞めようとは思わなかったのですか?」「体験のないぼくらはどうやって伝えればいいですか?」という。難しい質問だったようだ。「淡路島に記念館があるので、そこを訪れて考えるのが良いかも」という。阪神大震災以降も、地震や火山の噴火・津波など信じられない天災があった。いずれも風化しないように。