ivataxiの日記

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防災おにぎり

今朝のテレビで「防災おにぎり」の取り組みを草津でやっているという話を見た。おにぎりの海苔が「防災」と切り抜かれていて、17日を特別な記念の日として風化させない取り組みのようだ。「17日」は「阪神淡路大震災の1995年1月17日」を意味する。「おにぎりを食べ、地震を語りついで行く」。一見、単におにぎりを食べているだけに見えても、おにぎりを見ると反射的に地震について連想できるようになったらという。おにぎりならテーブルも皿もなくても手で食べられたから、地震の時にはみんな手で食べたはず。当時被災した人でも、今ではお金持ちの神戸の人に戻って、すっかり忘れている人もいるだろう。日本中の善意が集まった記憶もおにぎりにはある。