ivataxiの日記

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オニギリ・母の手の形

オニギリといえば母のオニギリ。手の形なのでそれぞれの家で握り方や大きさも違う。子供時代から料理を作るのを見るのは好きで、見てはいた。一人暮らしの最初は、住み込みの「高校ラグビー部合宿所の飯炊き」だったから、あまったらごはんはたくさん食べれた。専門学校に持って行って、安く売ったこともあったが、今なら問題だろう。幸いお腹が痛くなった話は聞かない。すごく大きなオニギリだったので一度は食べてくれたが、二度とは食べてくれないのだった。そこそこ手ごろな大きさがいいのだろう。知っている母のおにぎりは「三角」と「俵形」だった。そこにゴマをかけたりノリを巻いたりする。今のようにフリカケを混ぜたり、中に色んな物を入れたりということはあまりなく、ほぼウメボシだ。コンビニおにぎりのノリはパリっとしていていいのだが、母の握ったノリが湿気てべったりしたオニギリはまた別な価値。