ivataxiの日記

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生まれて最初の記憶

生まれて最初の記憶は「ハイハイしていて見た壁のカレンダーの絵」だ。ハイハイしているということは1才未満だろう。言葉はまだ理解できていないから大人たちがお酒を飲んで楽しげに歓談しているという全体的な映像で記憶している。他の人に聞くと「3才までの記憶がない」とかいう。どうしてなのか?と、思った。ぼくは未熟児で生まれたのでガラスの箱でしばらく放置されたようだ。足に名前が書かれて、一応取り違えというのはないという仮定だ。母親ではない看護婦さんなどにミルクをもらったという感じがするが、このあたりははっきりは覚えていない。本来ならお腹の中にいるべき時期に外の世界にいたのでハイハイの時期には記憶も鮮明になってしまったのかも知れないと、最近になって思うのだ。学校の成績は芳しくないから記憶力がイイというのとはどうも違うらしいのだが。