ivataxiの日記

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富士山一周トライアルレース

ラジオ。富士山一周トライアルレースを企画した人の話。マラソンをしようとしたが何か挫折してようだ。でも、山を走るというジャンルに光を見た彼は、次第に49.195kmというマラソンの規格を上回る山を走るレースに出るようになる。当時は就職していたが、出るレースみんな上位及び1位の連続でプロに転向した。日本には長い距離を走るレースがないので海外を目指した。ある国内レースの一位の商品に海外レースエントリーが付いていたのだとか。海外ではいきなり一位とは行かないが手応えがあった。150kmという耐久レースに出たかったのだとか?彼は実際に150km走った時には足が内出血を起こし痛かったり、辞める理由は十分あった。「ここでやめよう」「もう少し走ろう」という相反する葛藤に苛まれての走りだったようだ。幻影や幻聴が見えたり、小さいころの思い出がフラッシュバックして見えたりもしたという。でも完走してさらに病みつきになったという。国内で長いレースがないので彼は規格して富士山を一周するレースを開催した。自分が走るという困難とは違う次元の現実的な困難が彼の前に立ちふさがった。でも、目の前の困難を逃げずに一つまた一つと越えて、彼は富士山一周レースを開催できたのだという。