ivataxiの日記

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人工河川

図書館に向かう川沿いの道。実際には人工河川で、あまりにも平坦なコンクリートの川底だった頃には、藻くらいしか見当たらなかった。危機感を感じたのか、川の形・深さ・高低をつけて、過去の川を再現した植物も植えた所、次第に過去の川に近くなった。どうして人工河川にしたのか?という一因が「狭くて深い部分がある川では子供が危険だから」という説があったのだ。結局、土・石も入れて高低差・深みもあるのだから、底がコンクリートという違いだけのようでもある。ともあれ、水が少なくても部分的にせき止めていつも溜まりがある所にはカメも見られる。
ちょっと待て?過去には藻しかなかったのに、何でカメが?とハタと立ち止まる。よく見ると、子供の頃に見たカメとは違う。首のところに鮮やかな緑や赤の線がある。きっと、誰かが捨てたペットなのかも知れない。知らないうちに環境変化が起きて在来種保護が逆行しているのかも?