ivataxiの日記

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お通夜

お通夜体験。初めてである。トイレが近いから深夜に目覚めた。施設は自動ドアを施錠してあるから誰も外部からの侵入はない。だから音はしないはず。しないはずなのに、音が「バキバキ」と、あちらこちらから明け方まで鳴り続いた。トイレから眠れないが、ともかく布団の中に何者かから隠れて明け方を待った。太陽がでたら、何となくこっちの物だと勝利の予感。トイレの鏡でみた自分の顔がおぞましく目が真っ赤で顔は恐怖にひきつっていた。あとで係の人にその話をすると「そういう話は良くあります」という「そうだったのか、ぼくだけじゃなかったんだ。良かった」