原作が先か 映画が先か

原作が先か　映画が先か

目が悪いと自覚が始まったのは20年ほど前。「眼鏡を作ってから受けなおして」と、免許の視力検査から。夜寝る前に暗い枕元で本を読むのが好きだった。最後に読んだ長い本は「ハリーポッター」。自分がマグルだと知らなかった。
頭の中にあるイメージのふくらみは、映画を見て小さく切り取られて定着した。原作を先に読んで映画を見て裏切られるという感覚も、長い原作を読まなくなったからない。「タイムマシン」はビデオを先に見て、小説を読んだ。短編なので読めた。映画も良かったが、先に原作を読んでいたら、どこまでイメージが膨らんだのだろうかと思う。できるだけ子供の頃にたくさんの本を読むことは素晴らしいことだと思う。