セルボ550cc

1988年に磐田の自動車関連の知人宅の庭に放置してあった「セルボ」を購入。車体は無料だが、イロイロ乗れる状態にするのにやはり中古の軽自動車を買う金額になった。その後も、マフラーが、高速走行中に落ちたり、４速マニュアルシフトが2速に入ったまま抜けなくなったり、雨の日に電気系の放電で止まったり、問題は数々あった。車体は黄緑で形がカエルみたいだったから「アオガエル」みたいだ。360ccのフロンテクーペから550ccに変更になったばかりの形。少し大きくなり、エンジンは非力だ。だが、RR。エンジンが後ろで、駆動も後ろ。前のボンネットはスペアタイヤと少しの荷物。綺麗なスラントノーズ。デザインはジウジアーロというウワサも。シートはやけに低く、サスペンションは硬い。コーナーが続いても気にならないだろう。だが、いかんせん古いエンジンは力がない。そこそこ楽しい思い出だが、国道でエンストして元の持ち主の下へ戻って行った。
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