ivataxiの日記

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深夜ラジオ

小学校1年で足の手術を受けて以来オタクな小学生だったが、小学5年からは運動禁止が解除された。ハイブリッド時代に突入した。小学校5・6年の朝は少しづつランニングを始め、少しづつ早く走れるようになった。また、鉄棒・うんてい・逆立ちは足に負担がないからずっとやっていて、上半身は丈夫だった。中学でクラブ活動に入る。バレーボール部はまだ9人制だった。1年の夏前に解散になりバスケに吸収合併。2年に新たに立ち上げたバレー部は6人制に変わっていた。激動の時代だ。「アタックNo.1」「ワインはV」が放映されて「根性」という言葉も意味がわかる頃、シゴキとも体罰とも取れる先輩からの激しい激励も影で陰湿に生息していた。「うさぎ跳び」は奨励され「水を飲んではいけない」という時代だ。勉強はしない。夜は一人でラジオを聞きながらマンガを描いていた。たいてい朝まで起きていた。団地だったから「あの部屋の男の子朝まで起きていて勉強熱心ね」ということになっていたかどうかはわからない。ともかく、昼はクラブで肉体をいじめ、夜はマンガとラジオでヲタクしていた。ラジオにはまだターンテーブルもカセットもついていなくて、もちろんFM以前の頃。