ivataxiの日記

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分離独立国家

2008年かそこらに「平成の大合併」ラッシュで近隣の郡村長が、大型市との合併を果たした。「良かった」と、誰しも当時は思っただろう。6年程経過して「ほとぼりが覚めた」頃である。何だか少しづつ不協和音が聞こえ始めた。先日、過半数には達しなかったため現状維持のイギリス・スコットランドの独立選挙。理由は様々で現状維持を選択したことになるが、後半の反対派の増幅には驚いた。イタリアには「バチカン市国」という小さな独立国がある。これは宗教的に小さくても意味があるのだろうか。同じ「しこく」つながりだが、日本の四国は4つの県だ。4つ合併して「小さなオーストラリア合衆国」とか、目指してはどうだろう。九州もすべての県を吸収合併(きゅうしゅうつながり)して「ミニ・アフリカ大陸」と呼んではどうだろう。北海道も下手をするとロシア化するんじゃないかとハラハラしている。そうなると沖縄を離さないアメリカと取り合って、関ヶ原近辺でポキッと「東西分断」なんて考えたくないが想像してやまない。政治家の人たちは雲の上から「平成の大合併」とか「日本改造」とか「廃県置藩」とか、思いつきみたいなことをいって、当選の暁にはすっかり忘れる能力を持つ。ラジオで「日本の小さな独立国家」の可能性を話している若い人の話しを聞いたことがある。細部は覚えていないのだが、この郡・町・村・市合併後の不協和音領域であるならば、もう一度分離独立国家、初代大統領なんていうのも面白いかも?