ivataxiの日記

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ペンギンマンの日

40歳の一月にはまだ走っていなかった。2月位にテレビで間寛平さんがすごい長距離を走る番組をやっていた。外国で同行していた明石家さんまさんが、足にできた水ぶくれを潰しながらロケバスで「まだ走らな」という間寛平さんの寡黙な横顔を見て涙を流しているシーンを見てもらい泣き。翌朝早く目が覚めてテニスシューズで走りだした。隣駅までの往復で5km位だったか?折り返し点では少し朝日が昇りはじめている。ゆっくりヨタヨタ走る自分の影が長い。野球帽のつばがペンギンのくちばしみたいに見えた。それからというもの走っていいる自分の心の中の印象はペンギンマンなのだ。