ivataxiの日記

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ピアフ

ラジオで松坂慶子さん朗読で「エディット・ピアフ物語」の一部を聞いた。不幸な生い立ち・路上生活・・と書くと悲惨な印象。彼女は最初目が見えなかった。途中から光が戻った。最初に見えた美しい光景は「ピアノの鍵盤」だったとか。「(月の光が)綺麗な光」と、いった時に「見えるの?」と、家族を驚かせたのだとか?目が見える以前も耳は人一倍聞こえた。音楽や歌は天性。路上生活で歌で稼ぐ子供だった。母親と暮らした妹に「あなたを雇ってあげる」と、母親から切り離した。当時のことを妹は「夢のようだ」と語る。「路上ではなくクラブで歌わないか」と、誘われて、ピアフは店内で歌う。歌い終わってからの長い長い沈黙。「ブラボー」と、声を上げたのは誘った支配人。ピアフの才能が見出された。だが、すぐに支配人は強盗に殺されてまたピアフは一人に。本名ではなく呼び名もこの世界では重要と「ピアフ(雀)」と名前を変えた。