ヤマイモ

「山芋のスライスで頼んだのにトロトロに全部擦った状態だった」と知人が怒っている。そのお店ではすべてﾔﾏｲﾓは擦った状態でお客さんを待つようで、かたまりを刻むということはないようだ。トロロというかトロトロに擦った状態でも、自然に山で採れる自然薯と畑で出荷用に作られたものは違いがわかるとか？ネバリが違うようなのだ。自然薯は自然の芋という意味なのだろうが、自然生とも書くようだ。自然発生ということか？ヤムともいうようで、古代の匂いがする。山で採れた物はすり鉢で擦る時、ネバリですりこぎが重いのだとか。引っ張ると落ちずに着いてくる粘着性を持つようなのだ。山で掘る時は、真下に掘るのが大変だから、斜面の崖の端に近い状態の場所が掘りやすいのだとか？近年、その掘る行為自体が危険だし、穴に落ちたり、山崩れなどの原因になるというので禁止されていることが多いとか。畑では斜めに波板状の所に寝かして作る。又は、パイプに入れた状態で、そのまま掘り起こすのだとか？