ivataxiの日記

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助手席に優しい男子

人生の助手席がお似合いの還暦男性ですが、何か?就職で浜松に来るという条件が「運転免許」という就職活動青田刈り時代はまだ「雇い止め」という言葉も「ブラック企業」ということばもまだなかった。免許を取って就職したのは広告代理店。車で人や物を運ぶのが主な仕事だから、運送業に就職したみたいだ。自分の車を持っていなかったから、会社のロゴの入ったボコボコの三菱デリカ1400ccで練習した。ぶつけても誰も文句をいわない気楽さ。今もワンボックスの座席は好きだが、所有してはいない。就職して多くの男子は無理をしたり、親に買ってもらってこぞってカッコイイ車を買った。できれば2000cc位のを買いたくても、1800ccが全力投球疲弊ローン残高マックスの初任給生活の男子が多かっただろう。ナゼ?と聞かれたら「かわいい女の子を助手席に乗せたいから」というシンプルなお答え。または、同性同士のツッパリ合いもあるが、これも回りくどい女の子ゲットの深層心理に微妙にリンクしているかも?かわいなおこさん、まつだせいこさん、きくちももこさんなどなど、みんな髪の毛を美しくセットしたアイドル全盛時代。ちんまりとかわいい女の子が助手席に収まるスカイラインなど、独身王子という言葉もあった。もしそのカップルが結婚していると、もうお孫さんがいるかも知れない。だが、段々女性が免許を持って、自動車を自分で操る時代へと変わる。やまぐちももえさんの「ばかにしないでよぉ〜〜」プレイバック時代がやってくる。今や、男子は草食か疑似草食時代。女性が左ハンドルで運転し、右の助手席に優しい男子がチンマリ時代へと変遷する。というか、クルマに興味のない人類が増えつつあるのかも?