ivataxiの日記

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ユング 二面性

ユングは超能力を持っていた。そう、思っている。彼はフロイドという心理学者の陰にかくれて、その存在も才能も100年経過してようやく日の目を見た感じ。フロイドの考えは100年前にピントが合っていて、時代をときめく存在たらしめた。何でも「性的リビドー」で、片づけるのはどうかと。一方、ユングは「UFO」を見たとか「肉体から魂が離れて、地球が丸く青い」という話などを残している。のちのち、ガガーリン少佐が地球を外から見て「地球は青かった」という名言を残すより、ずっと以前の話だ。「UFO」に関しては、現在の動画サイトでも見れるが、その真偽は自己判断。ユングのお父さんは、白人至上主義の団体の幹部だったともいわれる。母はその真逆の「降霊実験」を信じる家族で、超能力も持っていた可能性がある。マンガ「鋼の錬金術師」の世界のように、錬金術と現代科学が同時に存在できた時代。ユングは子供時代、勉強しようとすると倒れてしまった。学校へも行かずに森に遊びに行く。父親が、自分の子供の未来を心配していることを聞いてしまう。少し勉強してはぶっ倒れる。また少し勉強してはぶっ倒れる。だが、少しづつ時間が長引き、いつしか普通に勉強できるようになった。「良い子」の一面が一時勝った。のちに彼は「ジキルとハイド博士のモデル」と呼ばれる二面性のある分離性格で有名になる。「親に好まれるイイコ」の一面が勝ったが、もう一つの一面は消えたのだろうか。そうでもない。ユングは手も触れずに、机の引き出しの中の金属食器を折っている。それがどうしてできたか、彼にはわからず不安を助長させたようで、忘れ去ろうとしたようだ。母方の超能力てき敬虔な信心深い血族の一面も、彼の中で生き続けて時折出現して彼を支配したようだ。多くの結婚などにもそんな二面性が関係しているかも?心理学という当時の錬金術に対する考え方で成功した彼が本当の彼かも知れないし、自分では制御できない彼が本当の彼なのか。あるいは病的だったのか、そんなことは未来の人にはわからない。