ivataxiの日記

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お通夜に気を利かしてテレビを付けて戻った女性一同だったが、義理の弟もぼくもテレビはあまり見ない。彼は会社の移動用のパソコンで遅くまで仕事していた。「残業代が1000万以上では付かなくなるでしょ?」と聞くと「とっくに残業代はない」という。役員だったっけ。たくさんの会社にとって有用な資格を持っていて、家にいても多くの時間を勉強に費やしているようだ。こっちは最低賃金で、格差社会をこんな所にも見る。ぼくが「ユダヤについて興味ある?」と聞くと「いいえ」とあっさり答えた。そう、youtubeユダヤについて(あるいはUFO・宇宙人・霊魂など)見ても賃金向上にはつながっていない。そんな時間の使い方の蓄積構築の永年の習慣によって、この格差が生じているのだから、世間ではなく自分の志向や行いを見なおさなくてはいけないのだろう。でも、もう鉄は熱いうちに打てという時期はとっくに過ぎているようにも思う。